あらすじ

王太子フェリクから、六年間続いた婚約を終わりにすると告げられた公爵令嬢イルゼ。 理由は、子爵令嬢ミーナレスの方が「心も身体も柔らかい」から。 それなら仕方ありません。 婚約者として続けてきた仕事も、今日で全部おしまいです。 王太子妃候補としての公務も。 予定の確認も。 そして――五年間、誰にも知られず続けてきた王太子殿下の護衛も。 「それでは、本日をもちまして、王太子殿下の護衛任務を終了いたします」 そう告げた、ほんの直後。 学院の正門が吹き飛んだ。 殿下を守る仕事は、もう終わった。 けれど。 学院を襲ってきた連中まで放っておく理由は、どこにもない。 「殿下だけを守るつもりはございません。ですが、学院襲撃は別件です」 これは、王太子ひとりを影から守り続けてきた令嬢が、初めて自分の意思で剣を取る夜のお話。

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小説を読もう2026/08/26
  • 現在の作品婚約破棄されましたので、王太子殿下の護衛任務を終了いたします――ですが学院襲撃は別件です