あらすじ
今から20年前。
世界は魔王の脅威にさらされていた。
そんな世界を救ったのは、7人の少女たち。彼女たちは「魔法少女」として魔王に立ち向かい、激しい戦いの末、ついに魔王を討ち倒した。
世界に平和が戻り、7人は「伝説の魔法少女」として称えられることになる。
しかし、魔王は消滅する直前、7人にこう言い残した。
「お前達に最期に呪いをかけてやる!! 貴様らは未来永劫、自分達が守った世界から否定されるのだ」
そして20年後――。
世界は魔法を中心とした社会へと変化していた。
魔法を使えるのは女性だけという常識のもと、世界各地には魔法少女を育成する学校が建てられていた。
そんな中、伝説の魔法少女の一人、神谷香織に一人の息子が生まれる。
名前は神谷和樹。中学一年生。
そして和樹には、世界の常識を覆す秘密があった。
男でありながら、魔法が使える。
驚いた香織は、かつて共に魔王と戦った6人の仲間たちに連絡を取る。
すると、驚くべきことに、6人にも同じく「魔法を使える息子」が生まれていた。
7人は、この現象が20年前に魔王が残した呪いによるものだと考える。
和樹にも魔法を学ばせる必要がある。
しかし、魔法少女育成学校は女子校。男である和樹を普通に通わせることはできない。
そこで香織は、知り合いである学校の校長に相談する。
そして特例として、和樹のためだけに夜間授業が開かれることになった。
こうして和樹は、普通の中学校から魔法少女育成学校の夜間生徒として、魔法を学ぶ「夜間生徒」となった。
果たして、魔王が残した呪いの正体とは――。
これは、世界で初めて魔法を使う少年・神谷和樹と、個性豊かな魔法少女たちが織りなす、夜の学園ファンタジーである。