あらすじ
有人ヘリ×無人ドローン
元陸自ヘリパイが放つ、アメフト戦術を組み込んだ極限の地政学的作戦
誰も知らなかった、硬派なミリタリーテック!
「パイロットの決心は4秒だ。それ以上迷えば、機体は鉄くずになる」
組織の縦割りに絶望し、4秒の決心で陸上自衛隊を去った元UH-1Jパイロット・土岐衛(とき まもる)。
私立大学のアメフト部で泥にまみれ、様々な人間とハドルを組み、泥臭く信頼を築いてきたクォーターバック(QB)としての経験こそが、彼の最大の武器だった。
彼が自衛隊に却下された【有人機と無人機の統合運用プラン】を証明すべく身を投じたのは、民間ドローンベンチャー「AA社」。ルフトハンザ航空の国際物流を握るアメフト部の同期・信二、そして大国のサイバー脅迫を生き抜いてきた台湾の天才エンジニア・ラァィ。
土岐が私大時代から紡いできた「人との深い繋がり」が、国家の枠を超えた最強の防衛フォーメーションとなって、ウクライナ、北朝鮮、ミャンマー、そして地政学の絶対的エンドゾーン・南シナ海を駆け巡る!
大国のサイバーウイルス(論理爆弾)によって全ドローンが離陸不能に陥った、絶体絶命の「サック(窮地)」。敵の裏をかく場所を最初から読み切っていた土岐は、ボルネオの密林に完全秘匿していた「ハッキング不可能な完全手動操縦ヘリ」を駆り、海面わずか2メートルの超低空へ逆襲のロングパスを放つ。
手動オートローテーションによる水上不時着、爆薬による非常ドア開放、そして自律AI無人艇による迅速な救助フォーメーション。
生身の人間(アナログ)と、自律するシステム(デジタル)が完璧なプロテクションを敷いたとき、世界の軍事バランスを塗り替える真のドクトリンが誕生する。リアルを極めたミリタリーテック×アメフト戦術の極限サイバー地政学戦、ここに完全タイムアップ!