あらすじ

連帯保証人にサインしたら、ダチが消えた。四百八十万円、俺の名義で残った。 毎日の催促の電話、「これは何とかならないやつかも、逃げよう」と思った。我ながら「論理的な判断」ってやつだ。国内だときっと追いかけてくる。逃げるなら、遠ければ遠いほどいい。 で、見つけた。 【急募】海外・漁業補助スタッフ 月収60~80万 渡航費全額支給 経験不問。 「漁業」って書いてあるし、まあ合法でしょ。 それから1週間後、俺は成田空港にいた。荷物はリュック一つ。スケッチブックと鉛筆。これくらいあれば、なんとかなる。 ナイロビ経由で、ボサソというところに着いた。乗り継ぎのプロペラ機は小型で、乗客が全員怖い顔をしていた。港には銃を持った男たちが待っていた。船を指さされ、乗った。 ——なんか思っていたのと、ちがう。どう見ても漁業じゃない。これから、なんとか、……なるよな? ※小説家になろう同時連載中

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カクヨム
カクヨム2026/08/26
  • 現在の作品漁業補助スタッフ(ソマリア) 〜借金から逃げたら、海賊だった〜