あらすじ
自称探偵・浅草士郎は上村珈琲店でアルバイトをしている。彼のトレードマークは鹿撃ち帽に六角形の眼鏡。今日も仕事をサボって常連客に探偵小説のアイディアを仰々しく語っている。浅草は「社交性0」「職なし」「金無し」ないないづくしの探偵未満の男だ。大学の同期である弁護士の墨田三好の助けもあって、親しい上村珈琲店に住み込み兼バイトとして働かせてもらっているが、いろいろ大目に見てもらっている有様だ。「貧乏暇なし、せめて上村珈琲店に貢献して家賃の滞納金を支払え」と美好に焚き付けられ、上村珈琲店のなんでも屋となる。そんなある日、常連客のペットが行方不明に。悪態を付きながら、依頼人と二人でペット探しに向かう。社会ズレした浅草は喫茶店での関わりを通じて一人前の探偵になれるのか?
登場人物
浅草 士郎(28) 自称探偵。喫茶「雨水鳥」のアルバイト
墨田 三好(28) 弁護士。浅草の大学同期
久下 義久(67) 喫茶「雨水鳥」の常連客
ポアロ (13) 久下の飼い犬。グレー毛のシュナウザー
上村 公平(60) 喫茶「雨水鳥」のマスター
蔵前 ガク(57) ホームレス。浅草の友人
デリバリー配達員