あらすじ

午前二時十三分。 一人暮らしの部屋に、見知らぬ女から電話がかかってきた。 「あなたの忘れ物を、届けに来ました」 翌朝、駅前の時計を見ろ。 そう告げて電話は切れた。 玄関に置かれていたのは、一枚の古い写真。 そこには十年前の自分と、見覚えのない少女が写っていた。 写真の裏に記されていた日付は ――二〇一六年八月二十六日。 そしてそれは、少女が死んだ日だった。 なぜ自分は、彼女を知らないのか。 なぜ十年前の写真に、今の自分が写っているのか。 そして、彼女が届けに来た「忘れ物」とは何なのか。 忘れたことすら忘れていた記憶が、 午前二時十三分、静かに動き始める。

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カクヨム
カクヨム2026/08/26
  • 現在の作品午前二時の忘れ物