あらすじ
ダンジョンが現実に出現して数年。Cランク探索者の黒崎蓮は、仲間に見捨てられ、ダンジョンの奥で命を落とした。――そのはずだった。目を覚ました彼は、人間としての姿を保ちながらも、死者の力を取り込める異形の存在へと変貌していた。唯一与えられた力は、死体から能力やスキルを奪う《死体漁り》。現実世界ではすでに死亡者として扱われ、帰る場所を失った蓮は、自らが死んだ「不死者の巣窟」を新たな居場所とする。なぜ自分は蘇ったのか。誰がこの力を与えたのか。答えを求めながら、蓮は死者の力を喰らい、誰にも負けない強さを目指してダンジョンの深淵へ進む