あらすじ
現時点の第1〜5話+その後のヒカリ編まで含めると、主要キャラクターはかなり絞った方が作品に合うね。
『黒い魔女 ナナシ』キャラクター紹介
◆ ナナシ
本作の主人公/1000年以上を生きる魔女
かつては白い帽子と白いローブを身につけ、人々と笑い合うことが好きだった「白い魔女」。
人間より遥かに長く生きるため、愛した人、友人、仲間たちとの別れを何度も経験してきた。
最初はそれでも新しい出会いを求めていたが、
> 「大事な人ほど消えていく……」
という経験を繰り返し、次第に人との関係を恐れるようになる。
幸せな時間さえ、
> 「楽しいから……切ない」
と感じるようになり、ついには、
> 「何をしても……孤独に戻る」
という答えへ辿り着いてしまう。
感情を閉ざすにつれて、白かった衣装は白→灰→黒へ変化。最後には顔まで真っ黒になり、「黒い魔女」となる。
黒は悪ではなく、失われた感情の象徴。
第5話で、
> 「そして私は……考えるのを辞めた……」
という言葉を残して姿を消す。
残されたのは、黒い帽子だけだった。
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◆ ヒカリ
第二部の主人公/黒い帽子を拾う少年
ナナシが姿を消した後、丘に残されていた黒い帽子を拾う少年。
黒い魔女について何も知らない。
周囲から、
> 「黒い魔女の帽子だ」
「捨てろ」
と言われても、帽子から伝わってくるような寂しさを感じ、
> 「……泣いてる気がしたんだ」
と呟く。
特別な魔法や力を持つ英雄ではない。
ただ、一人で泣いている誰かを放っておけない少年。
黒い魔女ナナシを探すため旅へ出て、各地に残された彼女の記憶を辿っていく。
長い年月を経て大人になっても旅を続け、最後には感情から解放されたナナシと再会する。
ナナシ=黒/ヒカリ=光
という対になる存在。
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◆ 白い花をくれた少女
ナナシがまだ白かった頃の大切な友人
幼い頃、ナナシに一輪の白い花をプレゼントした少女。
成長して大人になり、母親になってもナナシとの友情は続いた。
しかしナナシとは違い、彼女には人間としての時間が流れている。
彼女との別れが、
「自分だけが変わらない」
という現実をナナシに強く意識させる最初の大きなきっかけとなった。
彼女からもらった白い花は、長い年月が経ってもナナシが捨てられない大切な思い出となる。
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◆ 森で出会った少女
黒くなり始めたナナシに再び温もりを与えた少女
人との関係を避け、森で一人暮らしていたナナシと出会う。
ナナシに拒絶されても何度も家を訪れ、食べ物や白い花を届ける。
そして、
> 「ずっと友達だよ」
とナナシに伝える。
しかし、その言葉はナナシにとって希望であると同時に、過去の別れを思い出させる言葉でもあった。
彼女との出会いによってナナシは、
「まだ誰かを大切にできる自分」
が残っていることを知る。
だからこそ、再び失うことが怖くなってしまう。
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キャラクターの象徴
ナナシ(白)
希望/幸福/人を信じる心
↓
ナナシ(灰)
喪失/恐怖/迷い
↓
ナナシ(黒)
感情の消失/孤独
↓
ヒカリ
記憶/優しさ/救い
↓
再会後のナナシ
白にも黒にも戻らず、両方を抱えて生きる存在
この作品は登場人物を増やすより、ナナシ・ヒカリ+ナナシの人生に残った数人くらいに絞った方が、「大切な人ほど消えていく」というテーマが強く伝わると思う。