あらすじ
ごく普通の高校生だった、水城莉央。
ある日突然、彼女に届いた一通の招待状。
そこに書かれていたのは――
国内最高峰の名門校、聖ルミナス学園への転入だった。
けれど、そこは普通の学校ではなかった。
生徒のほとんどが王族や名家の跡取り。
そして、学園にいる女子生徒は――莉央ただ一人。
さらに彼女を待っていたのは、
冷静沈着な生徒会長。
誰よりも明るい人気者。
無口で孤独な天才。
優雅で腹黒い御曹司。
不器用な問題児。
そして、どこか謎めいた転校生。
六人の「王子様」たち。
しかし、莉央がこの学園へ呼ばれた本当の理由は、別にあった。
彼女には王族の血が流れている。
そして卒業の日、莉央は六人の王子の中から一人を選び、王位継承者を決めなければならない。
――そう思っていた。
けれど、学園に隠された古い記録には、こんな言葉が残されていた。
『六人の王子の中に、一人だけ王子ではない者がいる。』
誰が味方で、誰が敵なのか。
誰の「好き」が本物なのか。
そして、莉央自身が知らない過去とは――。
これは、六人の王子に愛された少女が、
誰かに決められた未来ではなく、自分自身の未来を選び取る物語。