あらすじ
幼い頃から、綾瀬玲央は“男性だけを強く惹きつける”異質な魅力を持っていた。
可愛らしい容姿と清潔感。
それだけならただの美少年だが、玲央の魅力は 理性を弱め、依存を生む呪い に近い。
その力のせいで、母親の再婚相手は境界を越えようとし、
母親は玲央を 「男を惑わせる気持ち悪い子」 と拒絶した。
玲央はその日から、
「自分は人を壊す存在だ」 と深く心に刻み込む。
中学では距離を置き続けたが、
魅力は年齢とともに強まり、
ついには普通の生活ができなくなる。
そんな玲央が高校生になった。
全国から才能ある生徒が集まる名門校——
私立・天霧学園。
だが学園は、玲央にとって最悪の環境だった。
生徒会長、天才美少年、不良の頭、寮長。
そしてその他の男子生徒たちまでもが、
玲央を見た瞬間、
恋ではなく“狂気”に近い執着 を抱き始める。
玲央は逃げたい。
でも、優しくされると拒めない。
だから玲央は、
狂気の愛を向けてくる学園の男子たちの中で、
魅力を抱えたまま生きるしかない。