あらすじ
『元常連の年上彼氏に、同棲中も溺愛されています』
ラーメン屋で働く夏目葵、二十四歳。
ハイトーンの髪に明るい性格。常連客にも店主にも可愛がられている葵には、誰にも言っていない恋人がいる。
相手は、七歳年上の会社員・久世慎司。
黒髪にスーツ、穏やかで礼儀正しい慎司は、かつて葵の働くラーメン屋へ毎日のように通っていた常連客だった。
付き合い始めて一年。現在は慎司の部屋で同棲中。
外では余裕のある紳士なのに、家では葵を抱きしめて離さない。仕事帰りには甘い物を買い、遅番の日には店まで迎えに来て、葵が少しでも無理をすればすぐに気づく。
「一人で帰れるって言ってんだろ」
そう言いながらも、迎えに来た慎司の助手席では眠ってしまう葵。
「子ども扱いすんな」
そう怒りながらも、慎司が帰らない夜は眠れない。
口では素直になれない葵と、そんな強がりまで愛おしそうに受け止める慎司。
けれど、ほかの客が葵に近づいたとき、いつも穏やかな慎司の独占欲が顔を出して――。
「君が自分で断れるのは分かってる。でも、恋人だと言いたかったんだ」
元気でツンデレな年下彼氏と、紳士の顔をした独占欲強めの年上彼氏。
ラーメン屋から始まった二人の、甘くて騒がしい同棲溺愛ラブ。