あらすじ

鎌倉草創期。「罪」を背負う鬼と、人を狂わせるほど「愛される異能」を持つ少女。 二人が出会ったとき、運命はしずかに動き始める。 くだん――国を揺るがす大凶事の前に生まれ、未来を予言する聖獣。 源頼朝の長女・大姫は、雌のくだんとして現世に生まれた。 御家人・海野幸氏は、大姫に仕える鬼のひとり。 かつて己の罪ゆえに地獄へ堕ちた彼は、くだんのしもべとして生きることで、失われた人の心を取り戻そうとしていた。 そんな幸氏に、大姫はひとつの予言を告げる。 ――これから出会う少女を守れ。 北条の傍流に生まれたささめは、人を惹きつけ、時にその心を狂わせてしまう「愛される異能」を持っていた。 不吉な娘と呼ばれ、孤独を抱えていた彼女を、幸氏は不器用ながらも確かに守ろうとする。 やがて過去から蘇った影、死んだはずの許嫁が二人の間に割り込む。 愛されることが苦しみになる少女と、心を封印した鬼の、和風ダークファンタジー×怪奇×鎌倉伝奇ロマンス。

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カクヨム
カクヨム2016/04/07
  • 現在の作品くだん姫