あらすじ
大人になってから実家で見つけた古びた色紙。
それは中学時代、転校する彼にクラスメートが贈った別れの寄せ書きだった。
多くはありふれた別れの挨拶、激励の言葉。
しかし、その中にあった話した記憶もない女子生徒・久瀬結月の一言だけは違った。
誰よりも大きく目立つ色でくっきりと記されたその言葉は、年月を越えた今になって彼の心に刺さる。
女子が苦手だった中学生の頃、一度もまともに話した記憶のない彼女。
人より内気だった少年は大人になり、時を越えたそのメッセージを見て後悔した。
もし、あの頃に戻れたなら――今度はちゃんと話す事ができるのだろうか。
そう思った翌朝、目覚めた彼の身体は転校を控えた中学二年の秋にあった。
これは、もう一度あの日をやり直す青春ラブコメ。