あらすじ

年に一度のヴォルテックス限定注文デー。 アカネがガラポンで引き当てたのは、最不人気カラー「マッドグリーン」だった。 欲しかったのは赤。交換会で必死に相手を探すアカネだったが、誰も緑を欲しがらない。そんな中、赤を引き当てた「選ばれし者」の男が周囲を見下す姿を目にし、アカネは複雑な気持ちになる。 諦めて登録カウンターへ向かった彼女は、そこで一人の中年男性が「妻が好きだった色だから」と、マッドグリーンを嬉しそうに受け入れる姿を目にする。 数週間後、納車された緑のヴォルテックスに乗り始めたアカネ。 そしてある日、道の駅で鮮烈な赤いヴォルテックスと、深い緑のヴォルテックスが続けて走り去るのを目にする。 「……やっぱり赤、カッコいいな」 それでも、少しだけ自分の緑を好きになれるようになっていた。

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小説を読もう2026/08/25
  • 現在の作品鉄のガワ:赤と緑