あらすじ
星翔焼(しょうがやき) は身長190センチ、体重120キロ。
心優しく、困っている人を見れば放っておけない少年だ。
だが、どれだけ身体を張って傷ついても、不審者と間違われ一度も感謝されたことはなかった。
女の子を助けては痴漢扱いされ、警察に追い回されている。
それでも焼は決して屈しない――
一方、特撮オタクの入音謝栖子(いおんじゃすこ) は、ヒーローに憧れる少女だった。
強くて優しい、どんなに傷ついても誰かを守る、そんな存在に恋すらしていた。
しかし謝栖子は不幸体質であり、今日もロリコンの変質者に追い回されている。
そんなある日、事故にあった謝栖子を、焼が命がけで救う。
その瞬間、確信する。
「この人こそ、私のヒーローだ」
しかし、気を失ってしまった謝栖子は、焼の姿をほとんど見ていなかった。
すれ違う二人。
そんな中、街では少女たちが次々に姿を消していた。
やがて謝栖子自身も事件に巻き込まれていく。
これは、一人の不幸な少年が、初めて誰かに「ヒーロー」と呼ばれる物語。
そして、特撮にしか興味がなかった少女が、本物のヒーローに恋をする話だ。
※この物語はフィクションです、実在の人物・団体とは一切関係ありません