あらすじ
黒瀬朔、17歳。少年院帰りの不良高校生。
両親はおらず、親族とも絶縁済み。社会も国家も、端から信用していない。
そんな朔がある夜、夢の中で手に入れたのは――基礎科学から未知の領域まで、あらゆる文明技術を扱う「文明研究ツリー」と、それを支える超高性能AI「シエル」。
「核融合炉が作れる? 面白そうじゃん、作ろう」
「惑星を改造できる? それ絶対楽しいだろ」
世界征服にも人類救済にも興味はない。あるのは、ただ「面白そうだから」「もっと先を見たい」という、単純で純粋な好奇心だけ。
やがて手に入れた異世界ゲートの先には、誰も足を踏み入れたことのない未開の惑星。そこを拠点に、朔は自分の欲望のままに文明を発展させていく。
ナイフを作り、ピッケルで岩を砕き、電気回路を学び――地味な一歩から始まった開発は、やがて工場を生み、都市を生み、そして宇宙へ。
本人は遊んでいるだけのつもりだった。
だが気づけば、彼は世界の秩序を塗り替える、危険人物になっていた。
不良少年の好奇心が導く、規格外の文明発展譚。
※なろうでも掲載しています。