あらすじ
黒川瑠璃、中学三年生。
母と祖父母の家で暮らしながら、
学校へ行って、友達と話して、
ご飯を食べて、スマホを見て、眠る。
両親は、瑠璃が幼い頃に離婚している。
父とは一緒に暮らしていないが、
月に一度の「面会交流」で会っている。
父は優しい。
母とも普通に話す。
離婚しているのに、
瑠璃には二人がそれほど遠い存在には見えなかった。
特別な事件が起きるわけではない。
学校。
家。
友達。
父との時間。
何気ない会話。
これは、
黒川瑠璃という一人の女の子の、
ごく普通の「生活」を描いていく物語。