あらすじ

「毒を盛ったのはお前だ」——そう言われたのは、この国で唯一「何が毒か」を判る人間でした。 王家の毒見役イレーナは、侯爵令嬢が晩餐で倒れた罪を着せられ、王宮を追われます。弁明はいたしません。銀の匙をお返しして、八年分の検分帳を棚へ戻して、出てまいりました。 ——ですが、翌日から王宮では誰も食事に手をつけられなくなりました。代役の少年は「苦い」としか言えず、外交晩餐は中止になり、条約は止まり、そして侯爵令嬢は、毒見役がいるのに二度目に倒れます。 あの日の皿に何があったのか。答えは、わたくしが八年間つけていた帳面に、全部書いてございます。 反撃はいたしません。いなくなるだけで、じゅうぶんでした。 全15話・完結済み。ハッピーエンドです。 ※静かなスカッとと、じわじわ効く因果応報がお好きな方へ。恋愛はゆっくり、終盤に効いてまいります。

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小説を読もう2026/08/25
  • 現在の作品毒見役を追い出したので、王宮の食卓に保証はありません