あらすじ
『春の乙女』として王立リュミエール学院へ転入したコレット・グラウプナーには、前世の記憶があった。
ここは、かつて読んだ小説『春の乙女は恋の花を咲かせる』の世界。
原作通りなら、王太子ジークフリートと親しくなり、婚約者である悪役令嬢ロザリンデから嫌がらせを受け、最後には彼女が断罪されるはず――。
なのに、いつまで経っても何も起こらない。
ならば自分で原作イベントを起こせばいい。
そう考えたコレットだったが、肝心のロザリンデは、華奢な見た目に反してとんでもない脳筋令嬢だった。
鉄板入りの鞄、鉄扇、拳、そして日々の鍛錬。
果たしてコレットは、無事に原作通りの結末へ辿り着けるのか――?