あらすじ

昭和56年秋、新潟県関川村。小学6年生の直人は、夜ごと誰かに名前を呼ばれるようになる。学校では「国際障害者年」をきっかけに、地域の人々を招いた交流会が開かれる。そこで直人は、耳の聞こえにくい千代さんの言葉を通して、自分には見えていなかった町の不便に気づいていく。やがて彼は、声にならない声にも耳を澄まし、自分にできることを考え始める。夕暮れの荒川を前に、直人が返した「……はい。」の先にあるものは、読者へと託される。

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小説を読もう2026/08/25
  • 現在の作品No.09 荒川の向こうから(新潟県関川村)