あらすじ

***応募用あらすじ*** 大神朔は中学一年生の狼人間だ。正体を隠して人間に紛れて暮らしている。(本人に自覚はないが真面目すぎる)大神の目標は立派な「一匹狼」になることで、クラスメイトとは徹底して距離を取って過ごしていた。 ある日、校門前でクラスメイト、宇佐美兎羽が野良犬に襲われているのを目撃する。見過ごせない大神は野良犬を威嚇し、その窮地を助けてやる。 助けられた宇佐美はいたく感動し、大神に友達になってほしいと願い出る。大神はその申し出を拒否するが、一途すぎる宇佐美は必死に食い下がり、人間離れした鬼ごっこにまで発展する。宇佐美はか弱い外見の割に武道派で、大神に匹敵するほど強いのだった。それでも昔犬に噛まれた経験から、犬だけは苦手なのだという。ますます正体を明かすわけにもいかず、友達にもならないと決意する大神だが、宇佐美の一途で積極的なアプローチに次第に絆されていく。 二人の変わった関係は徐々に他のクラスメイトたちにまで影響し、本人の意図とは裏腹に株が上がっていくことに大神は困惑する。 徐々に距離が縮まる二人。だがある日、宇佐美の犬のトラウマは、過去の大神の暴走によるものだったことが発覚する。奇しくもそれは、大神が一匹狼を目指すキッカケ、すなわち誰も傷つけないように一人でいようと決意した事件でもあった。 同じことを繰り返さないようにと、大神は宇佐美を拒絶する。宇佐美は訳がわからず、微妙な空気のまま林間学校が始まる。 林間学校の山で、宇佐美ははぐれ、迷子になってしまう。宇佐美がいなくなるなんて嫌だ、その思いで大神は狼人間の力を駆使し、宇佐美を探す。 発見し、再会してもなお過去のことを気にする大神だが、熱で朦朧としていた宇佐美に真っ直ぐすぎる想いをぶつけられ、吹っ切れる。宇佐美が無事ならそれでいい、その思いで狼へ変身し、宇佐美を温め、夜をしのいだ。 結局、高熱だったため宇佐美は大神の正体に気づくことはなかった。大神は複雑ながらも、もう自ら彼女を拒絶することをやめた。 しかしそれを茶化されるのは恥ずかしく、林間学校後、宇佐美と自分をニヤニヤと見てくる家族たちに、大神は「ひとりにしてくれ!」と叫ぶのだった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/25
  • 現在の作品大神くんはひとりになりたい!