あらすじ
魔力測定器をショートさせるほどの「神話級の魔力」を持つ少年、レイ。
しかし、測定不能を「魔力ゼロ」と判定され、彼は王立魔法学園最底辺のFランク生徒として扱われていた。
だが、かつて単騎で魔王を討ち果たした伝説の『英雄』である彼にとって、そんな評価はどうでもよかった。彼が望むのは、ただ平穏で怠惰な学園生活と、学食の限定焼きそばパンだけ。
そんなある日、学園を上位魔族とワイバーンの群れが襲撃する。
昼休みの邪魔をされたレイは、指先一つの魔法で魔物の群れを空間ごと一瞬で消滅させる。
誰にもバレずに処理したはずが——運悪く、学園最強のSランク生徒会長・アリシアにその規格外すぎる魔力の残滓を【魔眼】で見られてしまう!
「今の無駄のない咀嚼……まさか、極限レベルの魔力循環トレーニング!?」
「いや、パンがパサパサしてるだけなんだけど……」
レイの真の力に気づいた(そして盛大に勘違いを加速させた)アリシアは、彼を執拗に観察するストーカーと化してしまう!
「落としそうになったウインナーを浮かせるためだけに『無詠唱の重力操作』を……恐ろしい子!」
「頼むから放っておいてくれ!」
最強の力を隠してダラダラ生きたいFランク少年と、彼の底知れぬ力に惹かれるSランクポンコツ生徒会長。
絶対バレたくない男と、絶対暴きたい女の、ちっとも平穏じゃない勘違い学園ラブコメディ、開幕!