あらすじ

ある夜、少女さくらは、不思議な鍵に導かれて森の奥へと迷い込みます。  そこで見つけたのは、月が出ている夜にだけ現れる、小さな図書館。  そこには、人間のように本を読む黒猫のライト、元気なうさぎのミミ、物知りなフクロウのトワじい――そして、さくらを待っていたような不思議な動物たちがいました。  けれど、その図書館には一つの秘密がありました。  さくらには、どうしても思い出せない大切な約束があったのです。  図書館に残された本をめくるたび、少しずつ蘇っていく遠い記憶。  そこには、幼いころのさくらと、三人の仲間たちの姿がありました。  「また、あとで」  そう約束したはずなのに。  なぜ、さくらはその約束を忘れてしまったのでしょう。  そして、夜の図書館で彼女を待ち続けていたのは、一体誰なのでしょうか。  忘れてしまった大切な記憶。  離れてしまった仲間たち。  そして、月明かりの下で交わされる五つの約束。  さくらは仲間たちと一緒に、失われた時間を取り戻していきます。  その先で待っていたのは――  「ただいま」と「おかえり」。  そして、新しい物語の始まりでした。  これは、夜にだけ開く不思議な図書館で、少女と動物たちが紡いだ、少し切なくて、あたたかな物語です。

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エブリスタ
エブリスタ2026/08/24
  • 現在の作品夜にだけ開く、動物たちの図書館 ―五つの約束―