あらすじ
出会いは、夏祭りで迷子になっていた一人の女の子。
27歳のシステムエンジニア・高瀬悠真と、25歳のウェディングプランナー・東雲葉月。
名前も知らないまま別れた二人は、その後、水凪瀬駅南口の交差点で何度もすれ違うようになる。
彼女に気づいているのに、声をかけられない悠真。
どこかで見たような気がしながらも、「他人の空似かも」と通り過ぎる葉月。
そんな二人の距離を再び動かしたのは――まさかの終電だった。
偶然出会って、すれ違って、勘違いして、少しずつ相手を知っていく。
恋に不器用な二人が、小さな勇気を重ねながら「好き」にたどり着くまでを描く、ちょっとドタバタで、時々切ない社会人ラブコメ。
出会ったことは、偶然だったのかもしれない。
でも――その先を選んだのは、二人だった。