あらすじ
ここは妖怪ネオン町。
どこにでもある夜の街。酒とネオンに彩られた路地裏には、人間の欲望、孤独、後悔、そして誰にも言えない願いが渦巻いている。
そんな人々を、闇の中から見つめる妖怪たちがいた。
持ち主からこぼれ落ちた影を拾うトボネラをはじめ、妖怪たちは人間を惑わせ、ときに利用し、気まぐれに手を差し伸べる。
人生が劇的に変わる奇跡は、めったに起こらない。それでも妖怪との出会いは、疲れ果てた誰かの心に、明日を生きるための小さな光を残していく。
欲望渦巻く夜の街を舞台に、人間と妖怪それぞれの闇と救いを描く、一話完結型の現代あやかし物語。