あらすじ
クラスのイケメン・神谷聖慈は、告白される前に逃げ出すことで有名だった。
「絶対に人を振らない」からついた異名は『振らない師』。
ソフトテニスのボールを顔面に受けた事故をきっかけに、橘優那は彼に「なぜちゃんと振らないのか」と軽い気持ちで尋ねてしまう。
放課後、体育倉庫の裏で明かされた彼の複雑な家庭事情と、彼なりの譲れないポリシー。
――ヤバい。分かる。私の中で、彼の理屈が通ってしまった。
理屈が通ってしまったなら、止まるな、突っ切れ!
「私に対して告白しなさい!」
『告白を避ける男子』と『理屈で突っ走る女子』が巻き起こす、ちょっと変わった攻防戦の結末は――?