あらすじ
会社の二つ上の上司・田中さんに、冗談で「ほんとピーターパンみたいな人ですよね」と言った主人公。
すると田中さんは、真顔でこう答えた。
「そう。俺は実はピーターパンなんだよ」
空を飛び、歳を取らず、ティンカー・ベルとも知り合い。
しかも十七年前まで、本当にネバーランドで暮らしていたらしい。
なぜ永遠の少年だったピーターパンが、今は会社員として働いているのか。
その秘密を知ってしまった主人公は、やがてネバーランドで起きている子どもたちの失踪事件に巻き込まれていく。
大人になりたくなかった男と、普通に大人として働く女性。
二人がネバーランドを巡りながら、「大人になるとは何か」を探していく、現代ファンタジー。