あらすじ

その朝、黒板に書かれていたのは、たった一行だった。 『最後に笑った人から、消えていく。』 高校二年生の綾瀬千紘は、その言葉をただの悪戯だと思って笑った。 けれど翌日。 クラスメイトの一人が、消えた。 名前も。 写真も。 思い出も。 誰も、その人が存在していたことを覚えていない。 ただ一人、千紘だけを除いて。 やがて明らかになる、奇妙なルール。 最後に笑った人が消える。 消えた人を覚えている人が、一人だけ存在する。 そして、その記憶は次の誰かへと移っていく。 「どうして私だけ覚えてるの?」 調べるほどに浮かび上がる、十年前の事故。 消えたクラスメイトたち。 そして、千紘自身が忘れていた、一人の少年。 神谷蓮。 彼は一体、誰だったのか。 なぜ、このゲームは始まったのか。 そして―― 最後に笑うのは、誰なのか。 これは、忘れてしまった人たちを思い出すための物語。 もしあなたが、大切な人を忘れてしまったとしたら。 あなたは、その人をもう一度思い出したいですか?

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カクヨム
カクヨム2026/08/24
  • 現在の作品最後に笑った人から、消えていく