あらすじ
凶悪犯罪者だけが収監される巨大監獄『旧東京中央監獄』。
そこには、殺人犯、強盗、テロリスト、そして異能を持つ危険人物たちが収容されていた。
囚人たちは刑期の減刑と引き換えに、ゲートから現れる魔物――"歪(ヌル)"の駆逐を命じられた。
彼らは「號位」と呼ばれる階級に分けられ、その頂点に立てば、自由と莫大な報酬、そして完全なる社会復帰が約束されていた。
だが、頂点へ至るには他を蹴落とし、歪を殺し続けなければならない、まさに血塗られた戦場であった。
そんな監獄に収容された青年 黒浦皇成、18歳。
彼の異能は、触れたものを灰に変える力。
五年前、家族を失った灰化事件。
その事件を引き起こした謎の存在――歪使徒(ヌル=アポス)。
皇成は、過去の自分に決着をつけるため、監獄で戦うことを決意する。
だが皇成が配属されたのは、序列最下位の九十九號小隊だった。
そこで出会ったのは、小隊を率いる謎の女看守――Ms.パンデミック。
九十九號小隊が任務を重ねる中、監獄内部では、不可解な事件が次々と起こり始める。
改竄されたゲート、偽装された任務、凶悪囚人の脱獄。
そして、五年前の灰化事件に関わっていた謎の歪使徒の襲来。
やがて皇成たちは知ることになる。
この監獄は、ただ罪人を閉じ込めておく場所ではなく、囚人・看守・歪、そして監獄そのものを巻き込む巨大な陰謀が蠢いていることを。
罪を背負った者たちは、果たして英雄になれるのか。それとも罪人としてその生涯を終えるのか。
最悪の罪人たちが、最悪の方法で世界を変える。
これは、監獄に囚われた悪人たちが「英雄」になるまでの物語。
【主要キャラクター】
黒浦皇成(18)・・・異能【灰化】。九十九號小隊に配属される異能囚人。過去にトラウマあり。
桃園可憐(19)・・・異能【病み落ち(メンヘラ)】。九十九號小隊に配属される異能囚人。ヒロイン枠。
九条朋也(20)・・・異能【変身(モノマネ)】。九十九號小隊に配属される異能囚人。コメディ枠。
Ms.パンデミック(28)・・・異能【不明】。九十九號小隊の専属看守。爆乳鬼畜美女。