あらすじ
水たまりを飛び越えようとして失敗した陽葵(ひまり)は異世界に迷い込んでしまう。
魔王を打ち倒す祝福の神子か、魔王を蘇らせる災禍の神子が現れるという伝説の通りに異世界に出現してしまった陽葵は、騎士団暗部組織ノワールの護衛の元、軟禁生活を送ることになる。
さらに陽葵の声はノワール隊長である美青年・ジルにしか聞こえないことが発覚した。
まともにコミュニケーションを取れる相手がジルしかいない異世界での退屈な日々の中、孤独を募らせる陽葵。
そんな生活の中、ジルから衝撃の事実が告げられる。
「七日に一度、キスによる魔力の補給をしなければあなたは死にます」
好きでもない相手とキスをすることに乙女心が抵抗した陽葵は、ジルと仲よくなりたいとわがままを言い、ふたりは少しずつ距離を縮めていくことに。
ジルは陽葵を必ず元の世界に帰すと言うが、陽葵の心は徐々に帰ることよりもジルと共にいたい気持ちへと傾いていき……。