あらすじ
相手が何を言えば喜ぶのか。今、何を考えているのか。
会話の先に起こることを常に予測しながら人と話してしまう癖のある宮内花。
彼女にとっては当たり前で、特に理解されてほしいとも思っていなかったが
しかし、何気なく聴いていた深夜ラジオから衝撃が走ってしまう。
『人と会話をしていると、俺無意識にその先のことを考えながら話しちゃうんですよね』
ラジオ主は読書が好きで、自分より年上なアイドル。
けれど公式プロフィールに載っている情報なんて、私の知りたいことじゃない。
自分と同じように思考を巡らせる彼が、何を見て、何を感じ、何を考えて生きているのか。
まだ彼女は知らない。
『知りたい』という好奇心が、いつか別の名前を持つことを。