あらすじ
辺境伯の次女として生まれたアイラには魔力が無かった。
なので、その世界でのカテゴリーでは「無能者」に分類されてしまう。
その無能者と呼ばれる人たちでさえ、少しは魔力をもっているものなのだが、アイラはゼロ。それでもアイラがめげることはない。
優しい人たちに囲まれ、愛されている。元気いっぱいに遊べる。
なにより生きていることが嬉しいし、世界はこんなにも面白い。
もうすぐ9歳の誕生日を迎える。ワクワクしていた。
しかし、このときのアイラは、まだ知らない。人生を変える出来事が訪れることを。これは、魔力ゼロの少女、アイラ・シトラスの冒険が始まる前の小さな物語。人々が奇跡を目の当たりする前の穏やかな日常のお話です。