あらすじ
「カイン、ごめんなさい。あなたを追放したのは、本当は……」
幼なじみの剣士リリアから「足手まとい」と告げられ、冒険者パーティーを追放されたカイン。
ところがその夜、宿の隣室から聞こえてきたのは、何度も自分への謝罪を練習するリリアの声だった。
いったい、なぜ彼女はカインを追放したのか。
翌朝、リリアたちが危険な灰喰い坑道へ向かったと知ったカインは、役立たずと笑われた案内技能『帰路標』を手に、一人で救出へ向かう。
これは、守るための嘘で壊れてしまった幼なじみ二人が、もう一度、対等な関係を結び直す物語。