あらすじ

王宮の時計塔を代々管理してきた没落男爵令嬢リーゼ・アルトマン。 父が倒れてからは、たった一人で王国の時間を守っている。 そんな彼女のもとには、毎日12時20分きっかりに、王宮一時間に正確な王宮警備の責任者——通称「定刻卿」コンラート侯爵が現れる。時計のおもりを巻き上げるのを手伝うためだ。 ある夜、リーゼの友人であり、王太子の婚約者でもある公爵令嬢アデライーデが旧鐘楼から転落して亡くなった。 自死とされたその死に疑問を抱いたコンラートは、リーゼに協力を求める。 鍵となるのは、彼女が落ちたとされる「9時ちょうど」という時刻。 そして時計は間違いなく正しい。 そしてリーゼには、もう一つわからない時間の謎があった。 おもりの巻き上げは10分で終わるのに、なぜかコンラートは毎日30分、時計塔に滞在するのだった。

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小説を読もう2026/08/24
  • 現在の作品王宮の時計塔の令嬢は、その時刻を信じない