あらすじ
自由とは何か。秩序とはどこにあるのか。
問い続ける者たちの足跡が、静かな光となって広がっていく。
家も家族も失い、寒空の下で彷徨う少女ミサヨ。
その出会いが、仲間たちの静かな決意を動かす。
彼女の過去に潜む理不尽と、世界を揺るがす技術の影。
救いの手を差し伸べる者、守ろうとする者、
そして遠く離れた大陸では、別の“危機”が静かに進行していた。
南の地を巡るジンとカナタは、
豊かさの裏に潜む歪みと、古い慣わしに縛られた村の現実に向き合う。
小さな選択が、大きな運命へとつながることを知りながら。
やがて訪れる“自然の力”と“人の知恵”のせめぎ合い。
それは、世界線をこえて積み重ねられてきた物語の核心へと触れる瞬間である。
少女の未来と、人々の願い。
そして、眠っていた“何か”が静かに目を覚ます。
第17部は、希望と覚醒の物語である。