あらすじ
王都の下町育ちのクロエは、母が後妻となったことで、伯爵令息カリアスと出会う。
カリアスの父は入り婿で、伯爵だったのは亡き前妻。嫡男のカリアスが成人するまでの後見人でしかない。それなのにノータ伯爵を名乗っている。
そんな男が伯爵家に引き込んだ、愚かな継母と、意地悪な義妹ポジションのクロエ。
カリアスは物置部屋に押し込められ、下男として扱われる。
だが、大人になったカリアスは、父を後見人から外し、継母と共に鉱山送りにする。
――そんな日々の中で、幼いクロエは、カリアスの弾くピアノの音色に出会った。
ピアノが二人の心を結び、成長したクロエは、カリアスに恋をするのだった。