あらすじ

「残業? 休日出勤? ……知りません。本日付で退職させていただきます」 魔導と電力が高度に融合した近代都市。 街の全インフラを牛耳る巨大組織・帝国魔電公社で、都市全体の複雑な送電網をたった一人で支え続けていた主席技師シュンは、「代わりはいくらでもいる」と理不尽な搾取を続ける上司に、ついに心が限界を迎えた。 だが、彼はただ無策に逃げ出したわけではない。 夜な夜な水面下で進めていた【完全不労・脱走計画】――! 公社の地図から抹消された封鎖地下駅「第0駅」を極秘裏に大改造し、 ・無限の電力をタダで引き込む【裏バイパス配線】 ・市場から自動で資金を稼ぎ出す【不労所得ボット】 ・侵入者を指先一つ動かさず撃退する【完全自動防犯システム】 ・エアコン、大浴場、ふかふかベッド完備の【地下要塞】 を完璧に組み上げていた! 退職届を叩きつけて防爆扉をロックした瞬間、外では「爽やかな好青年」だったシュンは情けなく床に崩れ落ちる! 「リリアぁ……外の世界が怖い……一生この部屋のクッションになりたい……」 「はいはい、よしよしですよ〜。シュン様は生きて息をしているだけで満点ですからね〜」 「シエラぁ……冷たい身体で頭を冷やしてくれ……」 「……シュン、離れなさい。はぁ、冷却モードに切り替えます。5分だけですからね」 聖母オートマタ【リリア】の膝枕全肯定に、ツンデレ軍用オートマタ【シエラ】の冷却ハグ。 背中装甲を開けてのドキドキ赤面メンテナンスや、平日の昼風呂&湯上がりお世話まで完備! 一方、シュンを使い捨てた魔電公社は、唯一の調律手を失ったことで変圧器が異常共振を起こし、市街地が大停電! 「頼む、戻ってきてくれ! 土下座でも何でもするからぁぁ!」と元上司が発狂するも、シュンが退職時に全データを完全初期化していたため、連絡手段はゼロ。 元上司が査問会で失脚していくのをオシロスコープ越しに見下ろしながら、 シュンは届いた最高級珈琲豆をドリップし、平日の昼風呂に浸かって呟く。 「僕、もう一生ここから出ない」 世の鬱屈とした社会人に贈る、痛快リベンジ&究極の癒やし系魔電インダストリアル・コメディ!

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小説を読もう2026/08/24
  • 現在の作品もう働きたくないので、地下要塞を完全自動化しました〜「代わりはいくらでもいる」と使い捨てられた天才魔電技師、美少女オートマタたちに限界まで甘やかされながら、自滅した元上司を着信拒否する〜