あらすじ
全13話完結。全て予約済み
突然、異世界《アメン》へ召喚された大学生・天城澪。
しかし、期待されていた力を何ひとつ持たないと判定された彼女に与えられたのは____銀貨三枚と、王都からの追放だった。
帰る方法も分からない。
魔法も使えない。
頼れる人間もいない。
そんな澪が持っていたのは、なぜか召喚された時から傍らにあった、空っぽの花瓶だけ。
途方に暮れながら王都を離れた澪は、やがて一人の女と出会う。
黒い炎を操り、人々から《黒炎の魔女》と恐れられる謎の女・イリス。
初めて会ったはずなのに、彼女は澪を知っていた。
そして、澪の持つ花瓶を見た瞬間、信じられない言葉を口にする。
「ようやく、お会いできました」
どうして私を知っているの?
この花瓶は何?
そして、元の世界へ帰る方法は?
答えを求める澪の前に現れたのは、世界各地に存在するという《九つの門》。
門を越えるたび、空っぽだった花瓶には一輪ずつ花が咲いていく。
それと同時に、澪の知らないはずの記憶が少しずつ蘇り始め――。
これは、異世界から帰るために始まった旅。
そして、自分がこの世に生まれた意味を探す、一人の少女の物語。