あらすじ

大学1年の冬、真帆は同年代の夜間高校の生徒たちと出会う。 昼は働き、夜は学校へ通う彼ら。 赤い髪で、バンドをやり、誰とでもすぐ仲良くなる蓮。 おしゃれで穏やかで、いつも人と人の間をつないでいる直人。 そして、それぞれに事情を抱えながら生きる仲間たち。 最初は「自分とは違う世界の人たち」だと思っていた。 けれど、公園、ライブハウス、安い居酒屋、PHS、原付、キャンプ――。 お金はなくても笑いの絶えない時間の中で、真帆の価値観は少しずつ変わっていく。 やがて蓮との友情は恋へ変わる。 しかし、好きであることと、一緒に生きていけることは同じではなかった。 恋、友情、家族、仕事、学歴、貧困、すれ違い、そして突然の喪失。 1990年代末から2000年代初頭の東京を背景に、ひとりの女性と、彼女の人生を変えた仲間たちの青春を描く、実話をもとに再構成した青春群像ヒューマンドラマ。 これは、失った人を忘れる物語ではない。 出会った人たちを、自分の中に残したまま生きていく物語。

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エブリスタ
エブリスタ2026/08/23
  • 現在の作品あの頃、私たちは夜の街にいた