あらすじ
『僕は幼い頃、雪女に父を殺された……』
幼い頃、山スキーで泊まった山小屋で父が雪女に息を吹きかけられ殺されるのを目撃した朝陽(あさひ)。彼は尊敬していた亡き父のあとを辿るように小学校の教師になる。そして海辺の町に赴任した朝陽は、美しく成長した幼馴染の知沙と互いの気持ちを確かめ合おうとするが、そこである事実に気付き……。
一人の青年の恋と挫折と再出発を描く、恋愛ヒューマンミステリーです。
【創作大賞2025中間選考通過作品】
ー主な登場人物ー
◆小野寺朝陽
主人公。27歳。元小学校教諭で、今はデリヘルの送迎ドライバー。
◆伊藤知沙
朝陽の幼馴染。25歳。保育士。朝陽の幼馴染で朝陽を兄のように慕っている。
◆多田徹
朝陽の高校の先輩で、デリヘルの雇われ店長。求職中の朝陽をドライバーとして雇う。
◆カレン
本名は幸子。陽気なデリヘル嬢でシングルマザー。
◆青山
通称ブルマン。多田のデリヘル店のNG客。県会議員の甥っ子で後継者。
◆玉田美久
朝陽の高校時代の二学年下の後輩。
◆高橋校長
朝陽の亡き父の親友で、朝陽が教師時代赴任していた学校の校長。
◆小野寺紘子
朝陽の母。未亡人。亡き夫を愛していた。
◆伊藤真知子
知沙の母。癌を患っている。未亡人。