あらすじ
現代日本——人々に忘れ去られ、消滅の危機に瀕した妖怪たち。
彼らに救いの手を差し伸べたのは、高みの見物を決め込む大妖怪たちだった。
彼らが仕掛けたのは、人間の「死者を蘇らせたい」という未練を利用し、古道具を触媒として殺し合わせる最悪のデスゲーム『化生の蠱毒』。
街の片隅で貧乏な古道具屋を営む青年・九重蓮(ここのえ れん)は、ある日、蔵に眠っていた『禁忌の妖異絵巻』を修繕したことで、100年の眠りから醒めた付喪神の少女・黒江(くろえ)と出会う。
「私を貴方様のお嫁さんにしてくださいまし!」
自分を丁寧に扱ってくれた蓮に一目惚れした黒江だったが、彼女の恋心がときめくたび、極大の霊力『純愛塗潰』が暴走し、蓮の店舗(二階と屋根)が跡形もなく吹き飛んでしまう!
修繕費という名の巨額の借金を背負い、黒江と契約を結んだ蓮。
しかし、2人の持つ絵巻物の竹筒が朱色に怪しく発光し始めたとき、出世を狙う刺客たちが襲いかかる——。
五行
木・火・土・金・水の属性が激突する異能バトル!
職人の知識と機転で戦う無能の青年と、愛が重すぎるチート付喪神のコンビが、人間の未練を弄ぶ妖魔たちのゲームを「純愛」でぶち壊す、和風伝奇アクションラブコメディ!
※「小説家になろう」様でも同一作品を掲載しております。