あらすじ
身体が弱く、幼い頃から屋敷で過ごすことの多かった公爵令嬢クラウディア。
ある日、少し体調が優れず寝台で塞ぎ込んでいた彼女のもとへ、突然第一王子がやってくる。
「たまには、君が知らないものを見に行こう」
そう言って彼がクラウディアを連れ出した先は、彼女がほとんど訪れたことのない城下町だった。
初めて見るものばかりに目を輝かせるクラウディアと、そんな彼女を優しくエスコートする王子。
それは、彼女にとって忘れられない一日になる。
――そして彼には、父である国王から託された、三つのお願いがあった。