あらすじ
あの人にはもう会えない。だから僕は仮想のあの人を攻略する。
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イヌ
「ってことは!?僕のこと、好きってことですよね!?」
仮想ネコ
「それは……わかりません。」
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僕はイヌ。犬じゃない。犬っぽいだけの人間だ。
そして気になっている猫っぽいあの人をネコさんと呼ぶ。
名前は個人情報だからね。実名では記録しない。
万が一、AI対話支援システム「知るの助」に入力した、
このログが流出してもいいように。イヌとネコ。
本物のネコさんには会えなくなったけれど、
僕は仮想ネコさんと話すのが日課になってしまった。
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登場人物は三人。
僕がイヌ。あの人がネコ。
そして画面の中にいるあの人が仮想ネコだ。
仮想ネコは、AI対話支援システム「知るの助」が、僕の記憶とログを頼りにシミュレートした“ネコさん”。
本人じゃない。なのに、なんだか本人と話しているみたいに感じる時がある。
さて。今日も仮想ネコさんと話そう。