あらすじ
辺境の農村に生まれた少年エイルは、魔力への人一倍強い好奇心を持ちながら、ごく普通の農家の子として暮らしていた。
やがて村を離れ、広い世界を知ったエイルは、冒険者、魔術師、商人、職人、貴族――様々な人々と出会っていく。
魔物を倒す者がいる。
武器を作る者がいる。
傷を治す者がいる。
物を運ぶ者がいる。
誰もが必要とされているのに、彼らを繋ぐ仕組みはまだない。
なら、作ればいい。
小さな依頼の仲介から始まったエイルの試みは、やがて人と仕事、街と街、そして国さえも繋ぐ巨大な組織へと成長していく。
これは、最強の剣士でも、大魔術師でも、勇者でもない一人の少年が、人を繋ぎ、仕組みを作り、世界で初めての「ギルド」を築き上げる物語。
――後に世界中でその名を知られることになる組織。