あらすじ
雨上がりのある日、主人公は不思議な花畑へ迷い込む。
そこには、星が瞬く空と、色とりどりの花々、そしてどこまでも続く七色の虹があった。
虹へ続く道の先で待っていたのは、もう二度と会えないと思っていた、大切な人だった。
「やっと来た」
そう微笑む彼に導かれ、主人公は美しい虹色の世界を歩きながら、忘れていた過去の記憶を一つずつ思い出していく。
かつて交わした約束。
伝えられなかった想い。
離れてしまった二人。
そして、心の奥にしまい込んでいた本当の気持ち。
虹の向こうに待っているのは、夢なのか、それとも未来なのか――。
迷い続けた二人が再び手を取り合ったとき、止まっていた時間が少しずつ動き始める。
失った時間は戻らなくても、これからの未来は変えられる。
虹の向こう側ではなく、今いる場所から始まる新しい幸せ。
これは、遠回りをした二人がもう一度出逢い、「おかえり」と「ただいま」を交わすまでの、優しくて少し切ない奇跡の物語。