あらすじ
幕末の京を駆ける新撰組――近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一、永倉新八、原田左之助。
ある夜、任務を終えた六人は謎の光に飲み込まれ、見知らぬ森へと飛ばされる。
そこは、魔法が存在し、魔物が闊歩し、王国と帝国が争う異世界だった。
事情も分からぬまま魔物に襲われた少女を救った六人。しかしその先では、少女の故郷である村が百人を超える帝国兵に襲撃されていた。
敵は百人以上。こちらは、たった六人。
しかもこの世界には、彼らが一度も目にしたことのない「魔法」が存在する。
それでも近藤は、助けを求める少女を見捨てなかった。
「六人だから何だ」
近藤の決断に、土方は敵を見据える。
「六人には六人の戦い方がある」
剣術、槍術、奇襲、偵察、統率、そして六人だからこそ可能な連携。
勇者でもない。
魔法使いでもない。
彼らが持つのは、己の武と、死線を共に越えてきた仲間だけ。
やがて六人の存在は、小さな村から王国へ、そして異世界全土を巻き込む戦乱へと繋がっていく。
刀の時代を生きる六人が、剣と魔法の世界へ――。
異世界でも、俺たちは新撰組だ。