あらすじ
【おもな人物紹介】
速水信也(25)埋咲警察署刑事課地下街虚空監視係、通称【カナリア】所属巡査
九十九恵一(30)埋咲警察署刑事課地下街虚空監視係、通称【カナリア】所属巡査部長
扇さやか(29)九十九の同僚。巡査
五味真(45)埋咲警察署刑事課警部
丹羽条太郎(51)埋咲警察署、署長
丹羽翠(17)丹羽の娘。
速水行人(13)速水の弟。行方不明中。
持田勝弘(30)クロイゼル自警団代表。元警察官。
【用語解説】
虚空……異界と繋がっていると推測される地下街に出現する神出鬼没の穴。中は暗闇。何階層まであるかは不明。
クロイゼル自警団……虚空から行方不明者を救い出すため結成された集団。
ゲリラ的に虚空へ侵入するので、警察は彼らの対応に頭を悩ませている。
【あらすじ】
20××年、大阪地下街に虚空なる異界へ通じる穴が出現した。
警官である速水信也(25)は旧梅田地下街で行方不明となった弟、行人を探すため、埋咲警察署刑事課地下街虚空監視係、通称【カナリア】所属を希望、念願が叶い配属となる。
異動して早々、現場に駆り出され、地下街虚空監視係、通称【カナリア】所属の巡査部長、九十九恵一(30)に振り回される信也。
地下街虚空監視係の目的はその名の通り、虚空の監視である。
地下街を巡回すれども、弟行人の行方は不明。
虚空内へ潜入する時期を上司である九十九に尋ねるも、緊急事態でない限り、巡回経路に含まれていないという。
九十九は何度も規則を破り、自身の判断で救助を行ってしまう変わり者だった。
ある日、九十九の度重なる違反行為により、監視係は解体の危機に陥る。
そんな折、埋咲警察署長丹羽条太郎(51)の娘、翠が地下街で行方不明になった可能性が浮上するのだった。