あらすじ
【三人の男女の愛と裏切りが渦巻く中華風王宮ファンタジー】
愛する人が、祖父(国王)を殺した。
赤蛇国の王女、”藍 陽華”は、王宮の外の世界に出たことがない。
太陽のように明るく、人を疑うことを知らない彼女は外の世界を夢見ていた。
そんな陽華が、幼い頃から想い続けていたのが、高官の息子”林朔夜”。
紳士で、知的で、王子様のように微笑む彼を、陽華は心から信じていた。
――あの夜までは。
他国の襲撃によって祖父(国王)を失った陽華。そして彼女の前に現れた朔夜は、静かに告げる。
「僕が、陛下を殺したんだ。最初からそうすることは決まっていた」
愛する人に裏切られ、すべてを失った陽華。
彼女を連れて王宮から逃げ出したのは、幼い頃から共に育った護衛”虎蒼天”だった。
素直になれない彼は、陽華への秘めた想いを抱えていた。
皮肉にも、夢見ていた外の世界に放り出された彼女は、あの夜の真実を知るため、女王として、いつか国に帰ることを決める。
なぜ朔夜は陽華を裏切ったのか。
なぜ蒼天は、命を懸けて陽華を守るのか。
ーーそして、赤髪の王女に秘められた「鳳凰」の力とは。
愛する人に裏切られた王女は、幼馴染の護衛と共に、失った国と真実を取り戻す。
これは、三人の男女がそれぞれの愛と宿命に向き合う物語。
<カドコミ漫画原作応募用>
【舞台設定】
・鳳環大陸
赤蛇国・青鶏国・黄亀国・白魚国・黒燕国の5つの国からできている。
それぞれの国の王族の血筋は特別な能力を開花することがあり、それは鳳凰の力に関係するものと言われている。
赤蛇国ー“守護の力”
黄亀国ー治癒の力”
青鶏国ー“支配の力”
白魚国ー“斬撃の力”
黒燕国ー“虚構の力”
【5話までの登場キャラクター】
・藍 陽華(らん ようか):赤蛇国の王女
・林 朔夜(りん さくや):赤蛇国の高官の息子に扮しているが、実は青鶏国の第二王子。
・虎 蒼天(こ そうてん):赤蛇国第一軍隊所属。陽華の幼馴染であり護衛。元は異国の奴隷。
・虎 林峻(こ りんしゅん):赤蛇国第一軍隊隊長、蒼天の養父
・藍天焱(らん てんえん):赤蛇国国王、陽華の祖父
・仁光(じんこう):赤蛇国の優秀な高官で朔夜の父に扮しているが、実は青鶏国の密偵。