あらすじ
人類を脅かす怪物《ヴァルガ》が存在する世界。
炎の《恩寵(ギフト)》を持つ武闘家ミアは、ある街で、巨大なロングメイスを引きずる黒いローブの少女・クロエと出会う。
人付き合いが苦手なクロエは、五年前に姿を消した親友「リゼ」を探していた。
手掛かりもないまま、それでも五年間ずっと。
そんなクロエを放っておけず、ミアは人探しを手伝うことにする。
だが、二人の旅はやがて、ヴァルガと《恩寵》にまつわる異変へと巻き込まれていく。
そしてクロエが追い続けた親友もまた、その異変の向こう側にいた。
これは、守ることに失敗した少女と、守ってもらったと信じ続ける少女の物語。
二人の再会は、人と怪物の境界まで壊していく。
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### 登場人物
ミア:
炎の恩寵を拳にまとって戦う武闘家。明るくお人よし。困っているクロエの人探しを手伝う。
クロエ:
五年前に姿を消した親友・リゼを探して旅する、小柄な黒ローブの少女。巨大なロングメイスを持ち歩いている。
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### 世界設定
恩寵(ギフト):
神が人類に与えたとされる異能力。発現者は少数派で、発現時期や条件は不明。
ヴァルガ:
人類を脅かす怪物。危険度によってI〜V級+特異級に分類される。
討伐ギルド:
ヴァルガの討伐依頼、危険度認定、討伐記録などを管理する組織。
白環教会:ヴァルガ被害者の救済や討伐支援を行う巨大宗教組織。
マナ: 恩寵の行使などに利用される力。