あらすじ
「うちは極上の『黄金』しか扱わねえからな!」
江戸郊外で爪に火をともすような暮らしを送る水呑百姓の作造と源太。ある日、作造が目をつけたのは……なんと高級な武家屋敷から出る滋養たっぷりの「下肥」だった!
お侍様の屋敷の“お高い運”を吸い上げた肥やしから育てたのは、ツヤツヤと輝く極上の夏野菜。その一口が、退屈な武家屋敷の食卓を揺らし、果ては江戸城・大奥のお姫様の心までをも射止めてしまう!
大奥への極秘潜入、大事な茶会での「隠密下肥回収ミッション」、さらには甘酸っぱくて苦い(!?)特大キュウリのプロポーズまで——。
泥と汗にまみれた二人の男が、下肥(黄金)一つで江戸の身分社会をひっくり返す! 笑って泣けて、お腹が空く、最高に痛快な黄金の行進が今始まる!